10月26日と27日の2日間、タワーホール船堀にて多くの方々にお越しいただきましたこと心より感謝申し上げます。
今回のブースでは、特に刺し比べができる刺鍼台を設置し、来場者の皆様に実際に体験していただく機会を提供しました。また、弊社の台座灸をはじめとする各種商品もご紹介し、多くの方々に興味を持っていただけたことを嬉しく思います。
特に注目していただきたいのは、弊社の「SARASA鍼シリーズ」と「職人鍼シリーズ」です。これらの製品は、現代のニーズに応えるように工夫されています。施術家のニーズによってこだわりが違うので、患者様に優しい『SARASA鍼』、施術家の手技を生かす『職人鍼』、お試しいただくことでその違いを実感していただけると思います。
当学会では、伝統鍼灸に関するさまざまな講習が開催され、参加者の皆様はその全てに熱心に耳を傾けていました。その学びへの真摯な姿勢は、伝統鍼灸が持つ奥深い魅力と、現代においてもその価値が揺るぎないものであることを物語っているようでした。参加者の皆様の真剣な姿勢やメーカーへの鋭い質問からは、伝統医療に対する深い関心と探究心が感じられました。鍼や灸の技術における細やかな工夫や、治療に向き合うための心構えなど、伝統医療に携わる者としての責任感と情熱がひしひしと伝わってきました。また、参加者同士の交流の中では、それぞれの知見や経験を積極的に交換し合い、伝統鍼灸をよりよいものにしていこうとする意識が見受けられました。こうした場に参加することで、改めて鍼灸の奥深さや、時代を超えて継承されるべき意義を感じさせられました。会場全体が一体となり、伝統鍼灸をさらに発展させるための熱いエネルギーが満ちていたことは、今後の鍼灸の未来にも大きな期待を抱かせるものでした。